「一日2食、朝食を抜いて痩せる」というダイエット本がよく売れているそうです。
私も読みましたので、簡単に説明しますと、「長時間空腹状態を作る事でケトジェニックな状態を作り出す」事を目的としたダイエット方法です。
ケトジェニックな状態を作り出すことで、確実に脂肪がエネルギーに変わっていくのは間違いが有りません(でなければ哺乳類は脂肪を蓄える必要がありません)。
朝食を抜くと太る?
昔から「朝食を抜くと太る」と言われてきました。
これは恐らく、「朝食を抜くことで昼にドカ食いしたり間食を余分にとってしまう」からではないでしょうか。
特に、ケトジェニックな状態があると、実は一日中、空腹を強く感じやすくなってきます。
これも生存本能の一つで、脳は、身体により食べて脂肪を蓄えさせようとしているのでしょう。
それに負けて、結果的に太ってしまう、というのは容易に想像出来ます。
朝食を抜くと頭が悪くなる?
また、「朝食を抜くと頭が回らない」「朝食を抜く子の成績が悪い」などともいわれてきましたが、一面では事実です。
というのも、朝食を抜く生活を始めたばかりだと、脂肪を糖質に変換する能力がまだ低いので、特別脳が働いていないような感覚に陥ります。
ですから、短期的に言えばそれは本当です。
ただ、「朝食を抜く子の成績が悪い」というのは、恐らく朝食が問題でなく、「朝食を食べられないほど朝起きてくるのが遅い→夜更かししている」ということが原因だと思います。
睡眠不足があらゆるパフォーマンスを低下させるのは定説ですから。
朝食抜きダイエットのメリット・デメリット
メリットはやはり、睡眠直後の、身体にグリコーゲンが満タンになっている状態ですから、食事を抜きやすく、抵抗なく始められる事です。
また、時間的な節約も大きいので、続けらる人も多いでしょう。
デメリットはもちろん、空腹を感じやすくなる事。それさえ堪えられれば、効果は表れると思います。
朝食にプロテインをとる方法も
朝食は野菜・根菜のスープとダイエットプロテインだけにする、という手もあります。
とくにマイプロテインのダイエットプロテインなら安価で食物繊維も豊富に入っているので、金銭的にも空腹感的にも、続けられやすいダイエットと言えます。
それに、実は朝食に食物繊維を多くとると一日を通して空腹感も感じにくくなるので、是非試してみて下さい。
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